■若者のイマドキ志向に合わせた仕組みを

近年、転職者の4人に1人はリファラル経由で転職をしていて（厚生労働省/平成26年労働市場分析レポートより）、人材不足といわれる昨今、リファラル採用に注力する企業は増えています。

リファラル採用を取り組む企業には、社員から友人を紹介してもらうため、採用が決定すれば報酬として現金を支払う制度を設けている企業が多くあります。しかし実際には、形だけのもので社員が紹介するところまで至らない、賃金として現金を支払うため気軽に促進しづらい、採用者が入社後数カ月経たないと支払われないので動機づけしにくいなど、運用面で問題を抱えています。さらに、社内の法務見解としてそもそも報酬を支払うことができなかったり、就業規則を変更する手間がかかる、支払にまつわる手間と運用コストがかかるといった問題から、報酬を設定できない企業もあります。

こうしたことから、企業では報酬設定に悩むことも多いようですが、当社が行った調査では、社員がリファラル採用を行う動機づけとして「収入を得たい」というのはわずか1割ほどで、大半は友人のためになりたいという気持ちからでした。インターネットやSNSの普及、消費行動の変化により、昨今の若者はお金よりも“つながり”や“時間”を大切にする傾向にあります。社員に協力を仰ぐリファラル採用においても、その傾向が影響していると当社では考えています。

　『マイリファー』では、現金による報酬に関する問題を解決し、さらに社員が継続的に知り合いを紹介したくなる動機づけを行える仕組みとして、『MyRefer Gift（マイリファー・ギフト）』を2017年12月に開始しています。
『マイリファー・ギフト』は、友人を紹介してくれた社員に対して、コンビニエンスストアのコーヒー券やファーストフードのギフト券などを当社から贈呈する仕組みです。従来のような高額な報酬ではなく、気軽なギフトにすることで、「友人のためになりたい」という気持ちを行動に移すきっかけになります。

■ ささやかギフトで紹介率は2.5倍に！

報酬制度を設けている企業では、通常のインセンティブに加えて採用が決まらなくても紹介すればギフトをもらえることで、リファラル採用の活性化につながります。社員としても採用の有無に関わらずギフトがもらえることで、モチベーションアップにもつながります。また、報酬制度を設けていない企業では、社員が友人を紹介する動機づけを高めることができ、紹介活動を加速することができます。また、問題だった就業規則の変更や、社内の作業が増えることもありません。

『マイリファー・ギフト』の機能を利用して、2018年10月に導入した大手人材会社では『マイリファー』に登録した社員は4倍になり、ログイン率も2.5倍、そして紹介率が2.5倍、さらに応募率は2倍になる効果が出ています。また、2018年12月に大手IT企業では、これまでリファラル採用での報酬制度の設計ができず、人事から社員にリファラル採用のコミュニケーションが取れていませんでしたが、『マイリファー・ギフト』を活用したことで全社員が採用活動に関われるようになっています。

株式会社MyReferは、今後も企業が抱える採用課題を解決する新しいサービスを提供してまいります。

■『MyRefer Gift』について

『MyRefer Gift』は、日本初のリファラル採用活性化サービス『MyRefer』のオプションサービスとして提供しています。
＜提供開始＞
　2017年12月

＜特徴＞
・人事工数かけず、社員を能動的に巻き込める
インセンティブの設計や就業規則の変更なども必要なく、
人事担当者の工数をかけないで社員へのギフトを提供できる仕組みをつくれます。
・決定しなくても協力すればもらえる
採用の有無に関わらず、協力したことに対してささやかなインセンティブを提供。
受け取るまでの期間が短く、必ずもらえるため、気軽に効果的に動機づけが行えます。

＜提供可能なギフト例＞
　 コンビニエンスストア コーヒー券
　 ファーストフード ギフト券
　 ファッション雑貨店 ギフト券　等