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MyReferの「粋な仕事大賞」~1人ひとりが仕事の概念をアップデートする~

こんにちは。MyRefer広報の岩田です。
「ファンベース採用」を提唱するMyReferが、おすすめしたい組織づくりを自ら体現していこうという想いから、自社でのカルチャー作りや工夫について会社ブログに掲載していきたいと思います!

今回は、19年下期キックオフで行った『粋な仕事大賞』についてご紹介します。なぜこのような取り組みをしたのかという背景から、MyReferの企業カルチャーを知っていただけたらと思います。

「粋な仕事大賞」とは?

粋な仕事大賞」とは、イノベーター集団を目指すMyReferにおいて、半期で最も粋な仕事をしたメンバーに与えられる称号です。

ガワ(枠)にとらわれず、本質(粋)な仕事を表彰するべく名付けられました。
事業・顧客・プロダクト・社会に対して、半期で最も本質的な価値を創出した人を表彰します。 

ガワ(枠)とはどういうことかというと、「魔導騎士ギルティア」や「カルボナーラ戦士」など、遊戯王でいう強そうで弱いカードです。

では、本質(粋)とは何か。実は必要不可欠な本質的な価値がある「血の代償」や「サンダー・ボルト」といったカードです(笑)。

なぜやるのか?

『粋な仕事大賞』を開催する背景は3つです。
 

  • ・最も本質的な価値を生み出した個人やチームの経験を体系化し、再現性を持って事業推進していくため
  • ・半期に一度、全社員が自分の取り組みを事業視点で棚卸することで、個々人の成長を促すため
  • ・短期の表彰だけでなく、中長期での称賛機会をつくるため

私たちMyReferは、イノベーター集団を目指しています。

たとえ成果を出していたとしても、「半期、自分がなぜイケていたのか?」を言語化できない人は感覚で仕事をしているにすぎません。しっかりと自分の成果を“持論化”してアウトプットできる人こそ、イノベーター志向であり、MyReferで表彰されるべき人です。

全社キックオフで本気のプレゼンを披露

1次書類選考では半期で最も粋な仕事を全社員が提出。それをもとにファイナリストが選出され、選ばれたファイナリストは、キックオフの場で“本気”のプレゼンを披露します。

採点者はキックオフに参加するMyReferの全社員です。

評価項目は4つ。

  • 1.変革力:いかに概念をアップデートしたか?
  • 2.期待値超え力:いかに自分の期待値を超えたか?
  • 3.表現力:いかにプレゼンの表現力があったか?
  • 4.おすすめしたい粋な仕事大賞:あなたが友人におすすめしたいものはどれか?

粋な仕事として「概念をアップデートする」内容はもとより、個々人の期待値超え力、全社員の心を動かす表現力、そして“おすすめしたい”リファラル採用を促進するMyReferならではの「おすすめしたいものはどれか?」という評価項目を追加しました。

最終表彰としては、最も合計得点が高いMVP、外部におすすめしたい粋な取り組みNO.1、社長賞の3つを用意しました。
…皆さん気になる表彰者の発表内容は、明日から別途一つずつレポートをご紹介していきます!

『粋な仕事大賞』のプレゼンを聴き終わり、社長からの想いを

代表鈴木:
イノベーターは夢を語り続けなければならない。自らの仕事を哲学化しながら、ストーリーテラーであれ。
そんな想いから開催した『粋な仕事大賞』でしたが、今回ファイナリストのプレゼンを見て、込み上げてくるものがありました。

 

FY19下期のテーマはUpdate the concept(既成概念をアップデートする)
あらゆる事業戦略、組織戦略がこれに紐づいており、「粋な仕事大賞」もその活動の一つです。

 

これを考える上で一つ伝えたいのは「はらたくを楽しもう」という言葉。旧インテリジェンスのブランドネームです。

 

MyReferの社員数は業務委託を入れると40名近くになりました。
少し前まで10名ちょっとだった会社が2年間で40名です。

これから社員がどんどん増えていき、一人ひとりの守備範囲がより専門性を増していくと、一見すると退屈な仕事も増えていきます。目標未達だと悔しくもなるし、仕事がネガティブなルーティーンになることもあるでしょう。
今の規模でこうなので、今後50名、100名を超えるともっとあります。

 

普通に生きていれば、仕事は退屈なもので、苦しいものです。
メンバー、リーダー、MGR、エキスパート、役員含め皆、悔しさやしんどさを抱えて仕事をしています。

アメリカの学者の研究によると、人間の幸福度は、自分が臨んでいるものを定量(例えばお金)に置き換えて、それを自分が今持っているもの(定量)で割った際に1に近いほうが高いそうです。

私でいうと幸せからほどは遠く、基本は「マジきついっすわ」状態です。
インテリジェンスやサイバーエージェントを超える会社を起業家として目指しているので、定量でいうと時価総額○○の会社を目指している中、今の時価総額を割ると1%にも届きません。

きっと私の地元の田舎和歌山で車の板金をしている親友のほうが幸せです。

 

だからこそ、自分で仕事に楽しさを見出し、自分で仕事の概念をアップデートしなければいけない。ときには新しい仕事を自分で生み出して、アドオンで楽しみを見出しにいくことも重要です。

 

これは仕事の大小に関わりません。

 

キックオフの最後にあえて、私が若手だったインテリジェンス時代の、仕事を楽しみにいった動画を見せました。

あれは、小さな小さな有限会社のマッチングを10名以上成立させただけの事例にすぎません。ただし、その小さな仕事に死ぬほどこだわりをもって取り組んだがゆえに、求人広告の「概念」が変わり、インテリジェンス内の制作の在り方が変わりました。新卒の教材にもなりました。

 

今あるミッションを全うしながら、自分で新しく仕事を創ること
どんな小さな仕事でも、自分なりのこだわりを持って、本質的(オリジナル)アプローチをすること

 

その結果楽しみが生まれ、最終的にはたらくを楽しむことができると私は考えています。

 

今後よりカオスな成長フェーズに突入するMyReferだからこそ、

このタイミングで全員がそれぞれの守備範囲の中で、「こだわりを持ち」、「その仕事の概念を変え」、「自分で仕事を創り」、そして「はたらくを楽しみにいくこと」が重要だと思っています。

 

あらゆるタスクに自分なりの「こだわり」を持って進めてほしい。
それらの集合体が、結果的に会社としてのUpdate The conceptに繋がるから。

仕事は楽しみを見つけ、創るものである。
これからもMyReferの企業カルチャーとして取り組んでいきましょう。

次回から、最終表彰者3名の粋な仕事を紹介

次回から最終表彰になった下記3名の仕事を紹介していきます!

・初代MVP:Sales近藤さん
・おすすめしたい粋な取り組みNo.1:Customer Success 諸星さん
・社長賞:Customer Success 中村さん

MyRefer社員の粋な仕事、乞うご期待。